2023年4月23日からドラマ「ラストマンー全盲の捜査官ー」が始まりました。
全盲のFBI捜査官と言う設定に反響高い作品となっていますが、1話を終えて、
「主人公・皆実広見(福山雅治)が全盲に見えない」
「ガリレオの湯川さんにしか見えない」という声が多数聞かれます。
その理由についてまとめてみました。
皆実広見(福山雅治)が全盲に見えない
全く全盲に見えない!なんでだろう。。
ドラマ「ラストマン」は、福山雅治さん演じる皆実広見(みなみひろみ)が、全盲であるにもかかわらず、敏感な嗅覚・聴覚・触覚を頼りに難題な事件を解決していくストーリーになっています。
ところが、肝心な役どころである皆実広見の全盲ぶりが、演じ切れていないという声が多くきかれているのです。
その理由を、世間の声からあるめてみました。
しかし、ラストマンの皆実広見は、人の動きに合わせて視線を合わせたりする姿が見られます。
・犯人の逃走を追跡
実は見えている?そんな展開も?
実は本当は見えてるって設定ってわけじゃないよね?
あまりにも、全盲の演技が不自然なことから、深読みする声も聞かれます。
しかし、皆実広見の目が見えなくなった理由なども、ドラマの中で明かされていたため、「実は見えている」という役柄の可能性はないと考えられます。
究極の全盲者を演じている?
「全盲には見えない」という声が聞かれるのは、演出側としても狙い通りと言われています。
全盲の方のイメージを覆し、多様性の共存社会を大きなテーマと掲げるドラマ。
全盲の方が普通はできないだろ?と世間が思うような、視線の動きや、運動能力を皆実広見が身に着けていけていることは、全盲のFBI捜査官という役どころとしては設定通り。
「全盲に見えないが見えているわけでみない」というのが制作側のこだわりなのかもしれません。
ハンディキャップをすぐお涙頂戴物語にする日本テレビの24時間テレビに比べて、多くの人が知らずにいた普段の生活での技術の活かし方や、工夫の方法も見れてとても良い。
全盲の彼と弱視の私でバリアフリー音声ガイド(台詞がないシーンや景色の情報を案内してくれる)をつけながら2人で見ました 福山さんがスーパー全盲すぎて視覚障害者側からはあり得ないシーンも多々あったけどドラマとして楽しもうと思います
皆実広見がガリレオ湯川にしか見えない「話し方が同じ」
ラストマン面白い 福山さんの話し方が湯川教授だけど。。
ラストマン見てるけど、喋り方といい湯川先生っぽい
皆実広見(福山雅治さん)について、「ガリレオの湯川に見える」という意見がたくさんあがっていました。
そして、その理由は「話し方」にあるといわれています。
福山雅治さんが役柄によって大きく演じ方を変える方ではありません。
福山雅治というブランド性が強く、自然なままの演技で、キャラクターを押し出していく傾向にあります。

そして、皆実広見とガリレオ湯川教授に似ているところがたくさんありました。
・品のあるところ
・常識に縛られない自由人なところ
・頭脳明晰なところ
・とにかくセリフが長いところ
・独自の思考で事件を解決するところ
・冷静沈着で怖いもの知らすなところ
・どこか優しさが感じられるところ
主人公のキャラがこれだけ似ているとなれば、演者である福山雅治さんの演技が似たような雰囲気になるのも当然のことなのかもしれません。
むしろ、皆実広見のイメージが福山雅治さんにぴったりだったと言う事なのかもしれません。
まとめ
ラストマンのドラマ放送を受け、世間の話題となっていた主人公皆実広見が全盲の役に見えないこと・ガリレオの湯川にしか見えないことについて調べて記事を書きました。
全盲に見えないと言われている理由は、焦点が合っていない雰囲気が感じられないことにあるようです。
しかし、役柄が全盲のFBI捜査官というところで、たぐいまれな優れた感覚や、最先端のアイカメラを駆使し現実離れした力を発揮する姿が見ものとなっています。
そのことからも、全盲には見えないという意見につながっているのかもしれませんね。
ガリレオ湯川に見えると言う意見も本当に多かったです。
役柄の性質やドラマの物語の性質がもともとよく似ていることがその理由にあるようです。
パクリ!?とも言われていますが、ストーリーは全くのオリジナルで、ガリレオとは別物であることが分かっています。
大物俳優、福山雅治さんが演じた過去のドラマが人気だった証とも言えるのかもしれません。
今後、ラストマンの話が進むにつれて、そのイメージが塗り替えられていくのかもしれませんね。